曲 德林
清華大学日本研究センター主任
介護福祉産業の躍進は、高齢化問題の解消、また、社会発展と国民福祉の増進につながると見られています。日本における介護福祉制度の創設、介護保険及び関連する政策の変遷は、今後の中国介護事業発展のための重要な参考例となると確信しております。
日中間の介護福祉産業における交流は、新たな介護理念の形成と医療技術の応用を促進し、高齢者への充実したサービスの提供に貢献するものと期待できます。そのためには、両国の様々な業界が介護産業における提携、また、交流が重要だと考えています。
この度の一般社団法人日中医療福祉交流協会の設立によって、両国の接触の機会の増加や情報交換を推進し、日中介護事業の交流の場として、両国の介護産業の発展に益々貢献していただけることを心よりお祈り申し上げます。ご設立おめでとうございます。
清華大学日本研究センター主任
曲 徳林